月別アーカイブ: 2015年2月

☆★☆ お灸で『はりのある美肌』を養うためによく使われるツボ ☆★☆

       ~ お腹を温め、頭への血液循環をよくしましょう ~

はい、最近はやりの健康法といったら、これ。
    「ペットボトル温灸」!!!
そのお手軽さから、ご家庭のお手当法として大人気。
子供からも「ペットボトルして、して~ (o^^o)」とおねだりされます♪
今回は、そのペットボトル温灸を使った『美肌』にオススメするツボをご紹介いたします。

年齢を感じさせるものの一つが、頬や顎、目尻、二の腕などの皮膚のしわやたるみ。歳を重ねるとともに重力に引かれ、しわやたるみが目立ってきます。若さを保つためには、こうしたしわやたるみを解消して、「はりのあるお肌」を養うのが一番です。

そして、しわやたるみの原因は、首や肩のこりと密接に関係しています。慢性的な首や肩こりがあると、頭や顔への血液循環も悪くなるからです。

「お顔は内臓の鏡」といわれるくらい、内臓の調子が顔に表れます。肌の状態をよくするために、内臓全般の特効ツボである「中脘」を使います。それ以外に「太衝」「足三里」も必要に応じて使います。肩こりには、特効ツボ「肩井」「合谷」「曲池」を使います。肩こりを解消して頭部への血液循環をよくして、しわ、たるみの改善、はりのあるお肌に変身しましょう。目の周りのたるみも気になるのでしたら「正営」も効果的です。白髪や脱毛にも効きますよ。

   ☆特効穴:中脘、肩井
   ★常用穴:合谷、曲池、太衝、足三里、正営

『ペットボトル温灸』の特徴は、
 ①火を使わない
 ②煙が出ない
 ③どの部位でも一人でできる
 ④簡単に温める場所を変えられる
 ⑤広範囲を温められる
 ⑥「お湯」と「ペットボトル」だけ用意すればよい
などがあり、火を使うお灸に比べると、すごくお手軽にできるお灸です。

そうはいっても、いきなりペットボトル温灸をするのは不安と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、ぜひ、当院へ。
当院では、誰でもマスター「ペットボトル温灸教室」も開催しております。
一緒に楽しくワクワクと、温灸マスターになりましょう(o^^o)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
      < ペットボトル温灸① >

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
      < ペットボトル温灸② >

☆★☆ お灸で美白を養うためによく使われるツボ ☆★☆

~ 肝機能や胃腸を整えて美白を目指す ~

ご家庭でできる美容法として「お灸」を使っていらっしゃる方も多いと思います。
今回は、お腹の調子を整え、美白にも効くお灸のツボをご紹介いたします。

普段生活していると、どうしても太陽の紫外線に当たってしまいます。太陽の恵みは、私たちが生きていくうえでとても大切なものです。と、同時に、お肌の大敵でもあります。お肌を老化させ、シミやくすみの原因にもなります。紫外線に当たっていない部分(足やお腹)は、お顔に比べるとキレイです。それを見れば、紫外線が美白の大敵なのは一目瞭然ですね。できてしまったシミをいかに薄くするかが美白のポイントともいえます。 

東洋医学では、シミのことを「肝斑」といい、肝や腎の働きが低下し、気や血の巡りが低下するとできやすいとされています。

そこでオススメなのが、肝の働きを高めて体内に残った毒素を分解する作用を高める「太衝」「肝兪」「蠡溝」です。また、胃腸の働きを助け美肌を促す「足三里」、胃腸の働きやホルモンバランスを整える「中脘」も効果があります。これらのツボを組み合わせて、白く輝く美しいお肌を養っていきましょう。 

              ★常用穴:太衝、肝兪、足三里、中脘、蠡溝

 

お灸のやり方は、せんねん灸でもいいですし、ペットボトル温灸でも、どちらでも問題ないです。
また、ツボの位置は人それぞれ違います。より効果の高い場所を知りたい方は、当院へ。
今のあなたにあった場所をお伝え致します。
ツボの場所に自信のない方も、遠慮無く当院へ(o^^o)
丁寧にお伝えしますよ~♪

☆★☆ 『ニキビ』、『吹き出物』に効果があるお灸のツボ ☆★☆

~ 胃腸の動きを整えてお肌を改善 ~

はい、最近はやりの健康法といったら、これ。
    「ペットボトル温灸」!!!
そのお手軽さから、ご家庭のお手当法として大人気。
子供からも「ペットボトルして、して~ (o^^o)」とおねだりされます♪
今回は、そのペットボトル温灸を使った『ニキビ』『肌荒れ』にオススメするツボをご紹介いたします。

『お顔は内臓の鏡です』といわれるように、ニキビ・吹き出物も、ホルモンのアンバランスや胃腸の不調、代謝機能の低下など体内の不調や変調が原因になることも多いものです。寝不足の朝に肌荒れが目立ったり、過労や暴飲暴食によってニキビが増えたりといったとことですね。

特にお肌と関係が深いのが胃腸。特効穴としては、お腹の「中脘」があります。また、「天枢」「関元」は胃腸の動きを整え皮膚の状態をよくすることにつながります。首筋の「天柱」「風池」、頭や首の血行をよくし、肩こり、眼精疲労の改善とともにお顔の肌荒れの改善にもつながっていきます。意外な場所では肘の関節部にある「曲池」や手の甲にある「合谷」もお顔のニキビ、吹き出物に効果があります。 

    ☆特効穴:中脘
    ★常用穴:天枢、関元、天柱、風池、曲池、合谷

『ペットボトル温灸』の特徴は、
 ①火を使わない
 ②煙が出ない
 ③どの部位でも一人でできる
 ④簡単に温める場所を変えられる
 ⑤広範囲を温められる
 ⑥「お湯」と「ペットボトル」だけ用意すればよい
などがあり、火を使うお灸に比べると、すごくお手軽にできるお灸です。

そうはいっても、いきなりペットボトル温灸をするのは不安と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、ぜひ、当院へ。
当院では、誰でもマスター「ペットボトル温灸教室」も開催しております。
一緒に楽しくワクワクと、温灸マスターになりましょう(o^^o)

IMG_7055_mod
                        <ペットボトル温灸> 
*写真は、イメージ図です。特効穴や常用穴の位置を示すものではございません。

☆★☆ 『医食同源』は最近作られた造語? ☆★☆

   「医食同源」という言葉は辞書にも載っているので、日本に古くから伝わる言い伝えや中国の古典から来ている言葉だと思われている方もいらっしゃると思いますが、実は、最近になって日本で作られて造語のようです。

   1972年に放映されたNHKの料理番組『きょうの料理』の特集で臨床医の新居裕久先生が「40歳からの食事」という特集で、(NHK「きょうの料理」同年9月号)「医食同源」が生まれたそうです。この番組は健康長寿と食事についての内容で、中国に古くからある「薬食同源思想」を紹介するとき、薬では化学薬品と誤解されるので、薬を医に変え『医食同源』とし、拡大解釈したものが始まりとされています。

   歴史的に、外来の文化を改良し独自の価値を加えるのが、日本のお家芸のひとつかもしれませんが、まさにその特性が『医食同源』という造語に反映させたのかもしれませんね(^^)

 ちなみに、「薬膳」という言葉も1980年代になって使われた現代用語らしいです。

☆★☆ 冬の『飲み物は常温で飲んでます♪』にご注意あれ ☆★☆

患者様に、
   「冷えた飲み物は、よく飲まれますか?」
と、お聴きするとこう答えられます。
   「はい、大丈夫です。常温で飲んでますから♪」

はい、そこが落とし穴です(^^)
常温というと、時々『常温保存』の温度で答えられている方がいらっしゃいます。

厚生労働省の「常温保存可能品に関する運用上の注意」では「常温とは、外気温を超え ない温度」とされています。この感覚で、『常温』というお返事をされている方がおられます。
それ自体、特に問題はありません。

が、しかしです。
冬の場合、常温だと、飲み物の温度は20℃もないです。
そして、ここが重要です。
腸の温度は、だいたい38℃くらいです。
間違いなく、この温度で飲まれたら、内臓を冷やしてしまいます。
内臓を冷やさないためには、最低でも40℃くらいの温度が必要です。
温めようとするなら、せめて50℃くらいは欲しいです。

ちなみに、一般的に、お味噌汁を美味しく感じる温度は65℃くらい。
猫舌の方で、55℃くらい。
アツアツがお好きな方で、75℃くらい。
と、言われています。

40℃だと、お風呂では少し熱いほうかもしれませんが、口に入れるなら「ぬる目の温度」です(*^_^*)
胃腸に快適な温度の飲み物で、春が来るのを楽しく待ちたいですね♪♪♪

オススメは、65℃くらいのお白湯です。