患者様に生活アドバイスをして、次にお会いした時のよくある会話です。
「どうですか、調子は?」(私)
「楽にはなったけど、先生が言った運動は三日で終わりました。すみません。」(患)
「そうですか。その運動、今までの人生の中で、やったことありますか?」(私)
「いいえ、初めてです。」(患)
「おめでとうございます。今まで、やったことないことを三日間も続けることができたんですね。その努力、すごいことですよ。」(私)
「でも、先生、私は結局、三日で終わったんです。」(患)
「今までやったことないことを三日間も連続してやり続けたんですから、そりゃ疲れます。どんなに簡単なことでも、初めは負担になりますからね。今日から、また三日坊主を再開しましょうか(^^)」(私)
「でも、また三日坊主で終わりそうです。」(患)
「それでいいんです。その三日坊主を繰り返しましょう。四日目は休んでもよいラッキーデー♪
その三日坊主を繰り返しやってたら、そのうち、勝手に四日坊主になってますから(^^)
四日坊主を繰り返しやってたら、そのうち、勝手に五日坊主になってますから(^^)
五日坊主を繰り返しやってたら、そのうち、勝手に六日坊主になってますから(^^)
六日坊主を繰り返しやってたら、そのうち、勝手に七日坊主になってますから(^^)
七日坊主になったら、もう習慣形成できてますから、むしろ、やりたくて、やりたくて、ウズウズしますよ~(^^)」(私)
出来なかった自分を責めるより、出来た自分をみてください。
出来なかった自分を責めても、行動意欲は湧いてきません。
そんなことすれば、三日坊主どころか、永久坊主で、一生やらなくなります。
せっかくの三日間の努力が、台無しになってしまいます。
それよりも、出来た自分を認めてください。
その方が、「一度あきらめたけど、もう一回チャレンジしよう!」という気になりますから。
ぜひぜひ、三日坊主の自分に『OK』だしてくださいね~。