冬によく食べる果物といったら、リンゴ(*^O^*)
僕は、ムシャムシャ丸かじりしてます(笑)
今回は、『りんご』についてのお話しです。
りんごの原産地は、中央アジアで、四千年ほど前からヨーロッパに伝わり、江戸時代に中国を経て日本に。そして、明治に西洋種が入り、品種改良して今に至ります。
それでは、中医栄養学と現代栄養学、それそれからみた作用をあげてみます。
中医栄養学からみた作用
・唾液などの分泌を促進し、肺を養い機能を回復する。
・熱を収め、イライラを解消。
・食欲を促し、二日酔いを解消。
現代栄養学からみた作用
・コレステロール値の降下作用。
・整腸作用
・利尿作用
リンゴの寒熱性は、「涼性」に近い「平性」であり、「潤性」の特性もあるので、「陰虚」で微熱のある方には非常にオススメです。胃腸が弱っている「気血両虚」の方は、リンゴを食べ過ぎるとリンゴ酸などの刺激により胃腸の粘膜を傷つける可能性が高まるので、控えめにしましょう。「涼性」の作用も少しあるので、「陽虚」の方も控えめに。リンゴの調整作用は消化不良のある「食積痰湿」の方や、「肝陽亢進」で高血圧の方にもオススメです。
リンゴは、その昔、「百果ノ王様」と呼ばれ、色も味も香りも良く、体を養い、陰陽バランスのとれた食べ物です。上手に、食べて、美味しい人生を~(o^^o)