夏の疲れは、『お腹吸い玉』に限る!
このお腹にキュッと吸い付く感じが、気持ちいい♪
五臓六腑が生き返る。
あっ、これ、僕のお腹です(^^ゞ
新メニューを創りました!
最近、患者様や御来院者様から、
「はこ灸だけ、受けたい。だって、お腹が気持いいんだもん(o^^o)」
「吸玉だけ、して欲しい。だって、背中がスッキリするんだもん(*^_^*)」
という声が増えてきました。
『特に不調はないけども、日頃の養生として受けたい』というご意見をいただいております。
貴重なご意見をありがとうございます。
そこでご要望に応えるべく、はこ灸コース、吸玉コースを作りました!!!
◎ はこ灸 500円(税抜き) お時間10分程度 ◎
◎ 吸玉 1000円(税抜き) お時間15分程度 ◎
怪我や病気予防のための、日頃のメンテナンスとして、ご活用していただければと思います。また、お値段も通いやすい金額にさせていただきました。
先日、吸い玉を受けてみたいという方に御来院していただきました。
有り難いことです。
吸い玉は抜缶療法や吸角療法とも呼ばれ、その歴史は深く「皮膚を陰圧で吸引することにより気血の巡りを良くし病気を治す」療法として、世界中の人々に民間療法として愛用されてきました。
そこで、今回、吸玉で実験してみました。
その前に、まず、吸玉の生理作用を簡単にご説明させていただきます。
1.血液循環をよくする。
2.新陳代謝を促進する。
3.身体の痛みを緩解する。
4.局所組織と機能を調整する。
5.免疫能力を亢進する。
などが、あります。
中医学的作用も簡単に紹介させていただきます。
1.陰陽の平衡をとる。
2.臓腑を調和させる。
3.経絡を疎通させる。
4.診断の助けになる。
5.病邪を除去する。
6.補瀉に対して双方向に調整する。
と、簡単に書きましたが、実際に見た方が早いですね。
そこで、簡単な実験をしてみました。
「病邪を皮膚に吸い上げる」現象を見える化してみようという実験です。
吸玉に水を入れて状態で吸引、ただそれだけです。
はい、結果を写真に載せますね♪
まず、吸玉開始1分後、皮膚に小さい気泡が出てきました。4分後には、その泡が少し大きくなってきました。10分後には、吸玉のガラス面にも泡がつき始めてきました。15分後には、かなりの泡が。 この泡の成分は不明ですが、炭酸ガスなどの老廃物が気泡となって排出されてと考えられます。
『素問』の「繆刺論 六十二」には、病邪の進入過程を次のように述べています。
「病邪はまず皮毛(皮膚の表面)に入り、そこに留まって去らなければ孫脈に入り、そこに留まって去らなければ絡脈に入り、そこに留まって去らなければ経脈に入り、五臓に連なって胃腸に散ずる」
吸玉療法は、病邪がこの進入過程にあるとき、病邪を皮毛に引き戻す作用があると考えられます。
吸玉だけでも、治療効果があるのは、このためかもしれませんね。