cacao

▲▽▲ 一人一人の体質と食材の相性 『ココア(チョコレート)』編 ▲▽▲ 

今回は、僕も大好きな『ココア(チョコレート)』についてのお話しです。

まずは、中医栄養学と現代栄養学、それそれからみた作用をあげてみます。 

●中医栄養学からみた作用●
  ・強身 (身体を丈夫にする)
  ・利尿 (尿を出やすくする)

●現代栄養学からみた作用●
  ・精神安定 
  ・動脈硬化予防
  ・整腸
  ・老化防止

原産のカカオの実の原産は、南アフリカの熱帯地域。その実を煮詰めて、カカオバターを取り除いて粉末にしたのが、市販されている粉です。

ココアは砂糖を加えないと苦くて飲みづらく、チョコレートはカカオバターが含まれている分、更に脂肪が多いので食後の胃もたれ、胸焼けを起こしやすいので、胃腸が弱い「気血両虚」の方は控えた方がよいです。また、ココアは気を上昇させる性質があるので、もともとのぼせがある「肝陽亢進」の方や、微熱のある「陰虚」の方にも当然オススメできません。消化不良があり胸焼けなどの症状がある「食積痰湿」の方も、ココアを摂取すると更に症状を悪化させてしまうので、控えめにしたほうがよいです。

「陽虚」で冷え症の方にはオススメです。血圧が低い人は、朝、少しココアを飲んで、血圧を高め、気力を高めるのにオススメですよ。 

皆さま、それぞれで、体質が違います。「みんなが食べてるから、私も食べる」と思わずに、今の自分の身体に合った食べ物を摂り、上手に食べ物の特性を活かし、健やかな日常を気付いて参りましょう♪

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