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☆★☆ 吸玉の効果を見える化しました ☆★☆

    先日、吸い玉を受けてみたいという方に御来院していただきました。

有り難いことです。

吸い玉は抜缶療法や吸角療法とも呼ばれ、その歴史は深く「皮膚を陰圧で吸引することにより気血の巡りを良くし病気を治す」療法として、世界中の人々に民間療法として愛用されてきました。 
そこで、今回、吸玉で実験してみました。 

その前に、まず、吸玉の生理作用を簡単にご説明させていただきます。
  1.血液循環をよくする。
  2.新陳代謝を促進する。
  3.身体の痛みを緩解する。
  4.局所組織と機能を調整する。
  5.免疫能力を亢進する。
などが、あります。 

中医学的作用も簡単に紹介させていただきます。
  1.陰陽の平衡をとる。
  2.臓腑を調和させる。
  3.経絡を疎通させる。
  4.診断の助けになる。
  5.病邪を除去する。
  6.補瀉に対して双方向に調整する。

と、簡単に書きましたが、実際に見た方が早いですね。
そこで、簡単な実験をしてみました。
「病邪を皮膚に吸い上げる」現象を見える化してみようという実験です。
吸玉に水を入れて状態で吸引、ただそれだけです。 

はい、結果を写真に載せますね♪

まず、吸玉開始1分後、皮膚に小さい気泡が出てきました。4分後には、その泡が少し大きくなってきました。10分後には、吸玉のガラス面にも泡がつき始めてきました。15分後には、かなりの泡が。 この泡の成分は不明ですが、炭酸ガスなどの老廃物が気泡となって排出されてと考えられます。

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       <開始1分後>

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       <開始4分後>

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      <開始10分後>

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        <開始15分後>

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        <開始16分後>

『素問』の「繆刺論 六十二」には、病邪の進入過程を次のように述べています。
「病邪はまず皮毛(皮膚の表面)に入り、そこに留まって去らなければ孫脈に入り、そこに留まって去らなければ絡脈に入り、そこに留まって去らなければ経脈に入り、五臓に連なって胃腸に散ずる」
吸玉療法は、病邪がこの進入過程にあるとき、病邪を皮毛に引き戻す作用があると考えられます。

吸玉だけでも、治療効果があるのは、このためかもしれませんね。