~ 痛み対策も大切ですが、脾臓の管理もいたしましょう ~
はい、最近はやりの健康法といったら、これ。
「ペットボトル温灸」!!!
そのお手軽さから、ご家庭のお手当法として大人気。
子供からも「ペットボトルして、して~ (o^^o)」とおねだりされます♪
今回は、そのペットボトル温灸を使った『通風』にお悩みの女性にオススメするツボをご紹介いたします。
通風は血液中に尿酸が増える病気で、激しい関節痛が特徴です。足の親指によく痛みが発生します。東洋医学では、脾経の病症ですね。痛風は放置すると、他の関節に痛みが起こり、心不全や脳血管障害をも起こします。従って、痛みを取る治療だけでなく、脾経の治療も同時に行いましょう。
痛みを取るツボには、頭頂の「百会」を使います。脾経の回復として、背中の「脾兪」、足の「太白」が効果あります。予防として、背中の「腎兪」、前腕外側の「会宗」、下腿の「足三里」なども温めてあげましょう。 根気よく温灸を続け、痛みが治まっても油断せず、少なくとも尿酸値が7.0以下になるまでは続けましょう。
☆特効穴 : 百会、脾兪、太白
★常用穴 : 腎兪、会宗、足三里
『ペットボトル温灸』の特徴は、
①火を使わない
②煙が出ない
③どの部位でも一人でできる
④簡単に温める場所を変えられる
⑤広範囲を温められる
⑥「お湯」と「ペットボトル」だけ用意すればよい
などがあり、火を使う「せんねん灸」に比べると、すごくお手軽にできるお灸です。
ツボの位置は、人によってそれぞれ微妙に違います。
しかし、ペットボトル温灸は、コロコロと熱を当てる場所を自由に動かせるので、だいたいの位置で大丈夫です。
もし、「私、もっとお灸の効果を高めたい♪」と思われましたのなら、ぜひ当院へお越し下さい。
より正確な位置、あなたに合ったポイントを教えますよ。
一緒に楽しくツボの位置を確認しましょう(o^^o)
次のテーマは、『夜泣き・かんむし』対策のお灸です♪
<ペットボトル温灸①>
*写真は、イメージ図です。特効穴や常用穴の位置を示すものではございません。