~ 温灸の心は、母心。親子でスキンシップしながら温めましょう ~
はい、最近はやりの健康法といったら、これ。
「ペットボトル温灸」!!!
そのお手軽さから、ご家庭のお手当法として大人気。
子供からも「ペットボトルして、して~ (o^^o)」とおねだりされます♪
今回は、『お子様の夜泣き、カンムシ』にお悩みの親御様にオススメするペットボトル温灸法をご紹介いたします。
静かに眠ってくれたかな~っと思ったらギャーと泣きはじめたり、キーキーと騒いだり、お母さんはなだめるのにたいへんかと思います。そんなときにこそ、ペットボトル温灸!
小児の場合、ツボの位置は気にしなくて大丈夫です。まずは、両肩にペットボトルを当てて、一回「アチッ」となったら、それで十分です。次に、首の後ろの背骨が出っ張っているところに、一回「アチッ」となるよう温めましょう。そして、肩甲骨の間を2~3カ所くらい、「アチッ」となれば、それで完了です。
最後に、おへそと足の裏全体をじんわり温めましょう。
これで、終了です。
背中や首の後ろを温めるときは、子供と向かい合って抱いてあげた状態でしてあげましょう。おへそや足の裏をするときは、子供を後ろから抱いてするとやり易いです(o^^o)
子供とスキンシップをとりながら、母心をお子様に渡してあげるような気持で、温灸を。
もし、子供が動き回って、うまくできないようでしたら、先ほどの場所をさすってあげるだけでも、大丈夫です。
☆特効穴 : 肩、首の後ろ、肩甲骨の間
★常用穴 : おへそ、足の裏全体
『ペットボトル温灸』の特徴は、
①火を使わない
②煙が出ない
③どの部位でも一人でできる
④簡単に温める場所を変えられる
⑤広範囲を温められる
⑥「お湯」と「ペットボトル」だけ用意すればよい
などがあり、火を使う「せんねん灸」に比べると、すごくお手軽にできるお灸です。
まさに、子供向けのお灸であると思います。
お子様にやってみて、どうしてもうまく受けてくれないと言う方は、一度当院へお越し下さいませ。
コツをお伝えしますね。
次のテーマは、『夜尿症』対策のお灸です♪
<ペットボトル温灸①>
*写真は、イメージ図です。特効穴や常用穴の位置を示すものではございません。
<ペットボトル温灸②>
*写真は、イメージ図です。特効穴や常用穴の位置を示すものではございません。